【産後の骨盤と矯正】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

こんにちは!

 

随分前に、このブログでも書かせていただきましたが、

改めて産後の骨盤についてお話をしていこうと思います。

 

 

まずは、骨盤の基本構造から。

 

骨盤は左右の寛骨(腸骨、恥骨、坐骨が癒合)と

真ん中の仙骨の3つの骨により構成され、

寛骨と仙骨のを繋ぐ関節が仙腸関節寛骨同士を繋ぐ関節が恥骨結合と言います。

 

 

骨盤(特に仙腸関節)は上半身の重さを受け止めるだけでなく、

地面からの反力も受ける関節のため、強固な関節となっています。

しかしその反面、その関節に歪みが起こるとぎっくり腰などの症状だけでなく

仙骨の上に連なっている腰椎が歪み、脊柱に問題を及ぼす可能性が出てきます。

 

さて、では妊娠から産後にかけての骨盤についてです。

女性の身体は、着床後から少しずつ出産に向けての準備が始まります。

大きく変わるのはホルモンバランスです。

その中でもリラキシンというホルモンのバランスが骨盤には大きく関わってきます。

 

リラキシンは妊娠3カ月くらいから妊娠の末期にわたり多く分泌されます。

このリラキシンは、関節やそれを補う靭帯を緩める作用があり

出産時の産道を開かせるために必要なホルモンになります。

 

では、リラキシンは腰痛とどのように関係してくるのでしょうか?

 

先程も述べましたが、仙腸関節は体重を支える大切な部分の関節です。

この関節の安定性が低下してしまうと、

骨盤は身体を支えることができなくなってしまいます。

その為、仙腸関節の安定性が低下すると

仙腸関節をまたいでいる筋(特に多裂筋)が防御的に収縮し、

仙腸関節を安定させようとします。

本来の筋活動量以上の活動が必要となってくるため

筋疲労が腰痛の原因になってしまいます。

 

また、産後の骨盤は通常の仙腸関節性の腰痛とは少し違いがあります。

それは歪み方です。

通常の仙腸関節性の歪みや不安定性は、

主に大腿部の外側の緊張から起こるものが多いです。

 

例えば駅で電車を待っているとき。

どちらかの脚に体重を乗せて立つことが多いかと思います。

もちろん片方だけでは疲れてしまうので交互に体重は掛けますが、

普段のクセとして体重を掛けやすい方、掛けにくい方があります。

 

このクセによって負担がかかっている方の脚の大腿外側は

反対側と比べ働く時間が長いため、左右差が出てきてしまいます

 

 

上の図で説明すると、大腿の外側が緊張することで

赤の矢印の方向にストレスがかかり、黄色の矢印のように寛骨が動きます。

その結果、仙腸関節の上部である青○が開き不安定性を生んでしまいます。

 

 

 

また、体重がかかることが多い方の寛骨は後傾少ない方は寛骨が前傾します。

後傾側は関節周囲の靭帯が緊張するため締まりの位置(close-packed-position)、

前傾側は逆に靭帯が緩むため緩みの位置(loose-packed-position)となり

ここでも歪みによる左右差が生じます。

 

 

では、次に産後の骨盤の歪み方です。

産後の骨盤は出産時に産道を開かせるために、骨盤の関節が全体的に緩みますが、

特に骨盤の下部が開きます

合わせて、骨盤の下部にあり安定をさせるための骨盤底筋も

緩んだ状態になるため、下の図のように一般的な歪みとは違った歪み方をします。

 

 

 

上の図では前述の通り、産道確保のため黄色の矢印のように

骨盤の下部が開きます。

その為、仙腸関節や恥骨結合が全体的に緩みますが、

特に青○の仙腸関節下部が開き不安定になります。

 

ここまで、産後の腰痛と骨盤の歪みについてお話してきましたが、

大きな理由として、もう一つあります。

 

それは、妊娠中の姿勢に関係があります。

妊娠中のお腹は胎児や羊水など合わせて最大で約5kgもあります。

 

例え方が違うかもしれませんが、

皆さんが約5kgのウエストポーチをつけて生活した場合はどうなるでしょう。

間違いなく重さに引っ張られ腰が反ってしまいます

 

妊婦さんは出産まで、その重さがお腹にかかり続けるため

元々前弯している腰の骨(腰椎)に

更に前弯させるストレスがかかり続け、痛みとして出てきます

 

 

では、産後の骨盤を整えるためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

非常に重要な事として「整える」、そして「筋の再学習」です。

 

まず、1つ目に重要なのは「整える」ことです。・

骨盤がホルモンの関係で緩くなってしまうこともありますが、

少なからず筋のアンバランスによる歪みでの痛みもあります。

まずは、そのアンバランスを解消することで骨盤を不安定にする因子を

取り除いていく必要があります。

 

また、先に整えることにも理由があります。

産後の腰痛に対してのリハビリで『骨盤底筋群を鍛える』というのを

よく耳にしますが、この骨盤底筋は下の画像のように付着します。

 

 

整える上で重要なポイントは『仙骨』です。

仙骨は骨盤の歪みや、お尻の大きな筋肉である大殿筋の

筋活動の左右差により右や左に傾いたりします

 

その状態で骨盤底筋群を鍛えると

しっかりと筋収縮が出る側と、引き伸ばされて筋収縮が満足にできない側に

別れてしまいます

 

筋肉は縮みすぎても伸ばされていても本来の筋力を発揮できないため、

結果として、鍛えていても不安定性を助長してしまいます。

 

その為、まずは寛骨の左右差だけでなく骨盤全体をしっかりと整えた上で

骨盤底筋を鍛えることが、産後の腰痛改善の近道です。

 

また、赤ちゃんを抱っこする姿勢は胸郭の歪みを生んでしまい

首や肩の痛みに繋がる可能性もあるため、胸郭のケアもしっかりと行いたいです。

 

 

当院では、新たに産後の骨盤矯正のメニューを作りました。

 

施術のベースとしては、筋膜の癒着剥がしで骨盤を整え

身体に負担のかかりにくい状態にします。

 

その上でさらに「リアラインコア」や「ひめトレ」といったツールを用います。

 

 

この3つを組み合わせることで、

骨盤が整った状態を維持しながら筋肉の再教育を行い

産後でも負担のない身体を目指していきます

 

こちらのメニューは13時~16時までの時間限定、

45分程度の施術を5回の回数券でのメニューとなり、

料金は29250円(税別)となります。

 

バウンサーやおもちゃなどもご利用いただけるため、

お子様もご一緒に来院できます。

 

ご興味のある方、質問等ある方は

お気軽にお問い合わせください。

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

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