【PIP関節脱臼】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

こんにちは!

 

今回は手の『PIP関節』という関節の脱臼について説明していきます。

 

 

そもそも『PIP関節ってどこだ?』という方が多いかと思いますので、

説明をしていきます。

 

PIP関節とは基節骨中節骨という骨が関節しています。

わかりやすく言うならば、第2関節のところです。

 

クリニカルマッサージより
クリニカルマッサージより

 

黄色の〇で囲われた部分がPIP関節です。

 

母指は構造が他の4指と異なり、中節骨がありません

 そのため母指の指節間関節はIP関節といいます。

 IP関節の脱臼が起こることは比較的少ないため割愛させていただきます。

 

この部位の脱臼は主に突き指により起こることが多く

骨折や軟部組織の損傷を伴うものもあります。

 

PIP関節脱臼のほとんどは背側脱臼となりますが、

正中索を損傷し掌側へ変位すると掌側脱臼、

側副靭帯を損傷し側方へ変位すると側方脱臼になります。

※正中索や側副靭帯については後ほど説明します。

柔道整復学・理論編より
柔道整復学・理論編より

 

また、脱臼の際に筋や腱に引っ張られることで

裂離骨折を引き起こし脱臼骨折となる場合もあります。

 

【脱臼の際に起こりうる軟部組織の損傷】

掌側板

掌側板はPIP関節の掌側に存在し、指が過伸展しないように保護してくれています。

しかし、この掌側板の耐久度を超す過伸展が起こると

掌側板がもしくは掌側板の付け根の骨が折れます

突き指では掌側板単体の損傷も比較的多いです。

 

側副靭帯

側副靭帯は関節の両サイドにある靭帯で、関節の側方への動揺を防いでくれます

側副靭帯が損傷すると左右の動揺性が見られます。

側副靱帯損傷も突き指の際に比較的多く起こるものす。

 

 

正中索

指を伸展する総指伸筋という筋が中節骨底に付着する際に正中索となります。

この正中索が損傷すると左右の側索に基節骨頭が挟まりボタン穴変形を起こします。

ボタン穴が起こると曲がった指を伸ばそうとしても伸ばすことができません。

ボタン穴が起こってしまうと徒手療法では非常に困難なため

手術を行う必要があります。

下の画像では赤が側索、水色の骨がボタン穴を起こしています。

 

 

整復

指の整復は引っ張ることによって行うイメージが強いかと思いますが、

指を引っ張ってしまうと掌側板などの組織が関節の中に

入り込んでしまうため好ましくありません

掌側板が入り込まないためにも、一度伸展をし

骨同士を圧着させながら滑らせるように屈曲し、

掌側板を押し出す必要があります。

文章では少しわかりにくいですが、下の図を見てもらえばわかりやすいかと思います。

 

 

 

後療法

固定は背側脱臼の場合はDIP関節(第1関節)、PIP関節(第2関節)ともに

軽く曲げた状態で指先から手関節(手首)を含む範囲を固定します。

期間は約2~3週間固定をします。

正中索を損傷している場合はDIP、PIPともに伸展位で、

側方脱臼の場合は患側の隣の指と一緒に固定を施します。

その後は損傷部位の様子を見ながら固定を指のみにしていきます。

 

固定が外れた後は、少なからず関節の拘縮が起こっているため

健側と同じように曲げられるよう訓練をしていきます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

引っ張る整復動作は危険を2次的な症状を出す恐れがあるので

医療機関に受診しましょう!

 

 

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