『有痛性三角骨障害』。
馴染みのない方が多います。
最近ですと、今日メジャーリーグへの挑戦を発表した
北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手が三角骨障害になりました。
今回はその三角骨障害についてご紹介していきます。
三角骨障害とは足首の後側に起こる症状で
足首の関節を構成する骨の一部分が遊離してしまっていることが原因となります。
上の写真の赤い〇の部分です。
後ろからの写真(右)の方がわかりやすいですね。
このポコッと膨らんだ部分が距骨外側結節といい、
本来は成長の過程で距骨と癒合するものです。
しかし、何らかの原因により癒合せず、三角骨として形成されたものが
三角骨障害となります。
『有痛性三角骨障害』は言葉の通り三角骨障害によって
痛みが出現しているもののことになります。
特に底屈(足の裏の方向に足首を曲げる運動)の際に
三角骨が挟まるようにして、痛みが発現してしまいます。
大谷選手のような走るスポーツでは患側の足で地面を蹴るたびに
痛みが出てしまいます。
この三角骨は成人の10%程の人に見られるというデータもあり
比較的多い割合の方に起こっている障害になります。
有痛性三角骨障害が保存療法でも症状が変わらない場合や
スポーツ選手の場合は手術の適応となる可能性もありますが、
三角骨を取り除く手術により根治します。
当てはまるかも…という方は医療機関に受診してみましょう!
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