ケガをした際の応急処置～RICES処置～

こんにちは！

千住スポーツケア整骨院アサベです！

また台風が発生しているようですね。

台湾ではバスが横転してしまうほど…

台湾は修学旅行で行ったことがあるので、なぜか他人事に思えません。

日本人観光客の方も被害にあわれたそうで、

乗客の皆さんの無事を祈るばかりですね。

さて、本日はケガをした際の対処について。

皆さんはRICES処置をご存知ですか？

RICE処置にSが加わったものです。

恥ずかしながら私はRICE処置自体、専門学校で知りました。

(周りは同い年でも中学校の授業でやったという人もいたので授業を聞いてなかった…？)

このRICES処置は実はとても重要で、やるかやらないかで

捻挫などにしても腫れや熱感の抜け具合が全く違います。

そのRICES処置とは何か。

先日もブログに書きましたが、もう一度説明していきます。

R(Rest)

意味は安静です。

ケガした患部を動かすことはあまりないと思いますが、

なるべく動かさないようにします。

I(Ice)

アイシングです。

このアイシングをしっかりと行うと、腫れや熱感の引きが早くなります。

冷やすことで細胞の動きを低下させて、症状の進行を遅くするという説もあります。

ただ、あまり冷やしすぎると凍傷などの危険もあるので注意が必要です。

C(Compression)

圧迫です。

周囲の組織を圧迫し、腫れを抑制します。

アイシングと同時に行うと効果的です。

しかし、強く圧迫しすぎてしまうと血行不良が起こります。

圧迫部より遠位(身体の先)が青くなったり痺れたりしたら注意です。

また、長時間圧迫すると筋肉などの内圧が上昇して

コンパートメント症状(内圧上昇による神経、血管の圧迫)が起こります。

内部での出血が多い骨折などが考えられる場合は

医療機関への早めの受診が必要です。

E(Elevation)

挙上です。

心臓より高い位置にすることで、重力により患部への血流を減らします。

S(Support)

固定です。

Rの安静を図るために安静にできる環境を作ります。

以上の5つがRICES処置になります。

骨折、脱臼だけでなく捻挫、打撲、挫傷(肉離れ)などでも必要な処置です。

ただ、あくまで応急処置なので処置を施し

すぐに医療機関への受診をお勧めします。

スポーツにはケガが付き物です。

ケガでパニックになるかもしれませんが、

冷静に正しい処置を施してください。

北千住駅から徒歩3分

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