こんにちは!
千住スポーツケア整骨院のアサベです!
まだまだ残暑が厳しいですね。。。
しっかりとした食事と睡眠を心がけましょう!
さて、今回は仙腸関節の不安定性による筋への影響についてお話しします。
まずは仙腸関節とはどこの関節か。
骨盤とは左右の寛骨と仙骨で形成されてます。
その寛骨と仙骨の連結部分(関節)が仙腸関節になります。
皆さんの身体でいうと、腰のベルトラインのあたりに
2つの骨の隆起(上後腸骨棘)を触れます。
そのあたりが仙腸関節です。
骨盤は解剖学的には強靭な靭帯により動かないとされていますが、
実際には仙腸関節は3mm~5mmほど動きます。
この可動性により安定しているべき仙腸関節には
歪みが起こり、痛みを引き起こしていきます。
痛みとしては関節部分が炎症を起こしている場合が多いですが、
他に筋肉に影響を出し痛みを出してきます。
その筋肉の1つ目が梨状筋です。
クリニカルマッサージ 医道の日本社より抜粋
このピンク色の筋肉です。
梨状筋は仙骨から仙腸関節をまたいで大腿骨に付着します。
仙腸関節が緩むと、この梨状筋は防御的に緊張します。
このことで、坐骨神経に影響を出してくる可能性もあります。
また、緊張している梨状筋(お尻のえくぼ)を押してみると痛みがあります。
次に影響を受ける筋肉が多裂筋です。
クリニカルマッサージ 医道の日本社より抜粋
この多裂筋の下部は寛骨から脊柱に付着しています。
梨状筋と同じように、仙腸関節をまたいでいるため
仙腸関節が緩くなると防御的に緊張します。
その結果、多裂筋の部分に痛みが出てきます。
この様に仙腸関節が緩くなることで
腰部の筋に影響を出してきます。
しかし、仙腸関節を不安定にさせる原因も筋肉なのです。
そのことについては、また次回お話ししていきます。
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