足首をうまく動かせない症状(腓骨神経麻痺)

「足首が動かなくなった」

 

写真のようにつま先を上げる動作ができなくなった患者様が来院しました(右足)。

 

 

 

 

こんにちは!院長の馬場です。

先日浅部先生が神経症状についてブログで紹介しましたが、今回もその神経の症状についてお話ししていきますね。

 

 

今回の患者様の主訴としては

・足に力が入らないこと

・足の甲を触ると感覚が鈍いこと

・スネの筋肉を押すと痛いこと

・歩くとももを高く上げないと歩きづらいとのこと

でした。

 

神経に影響のある症状と推測します。

 

この様な訴えを持つ患者様の症状は

問診で言われることで見当をつけていく大切な材料となります。

これにより、

「腓骨神経麻痺」推測しました。

 

 

病態については詳しくはこちらをご覧になってください。

日本整形医学会

 

 

 

 

 この症状は、

 

膝下の外側から足の甲にかけてしびれたり触った感じが鈍くなります。足首(足関節)と足指(趾)がつま先上げが出来なくなり、足首が垂れ下がるような下垂足という状態になります。

 

 

 

原因は、

 

最も多いのは、膝横の出っ張った骨(腓骨頭部)の外部からの圧迫により生じるものです。ギプス固定をしているときに、腓骨頭部が後ろから圧迫されると起こります。

 

 

 

病態としては、

 

膝関節の後方で神経が膝外側にある腓骨頭という出っ張った骨の後ろを巻きつくように走行します。その部分は、神経の移動性が乏しく、骨と皮膚・皮下組織の間に神経が存在するため、外からの圧迫により容易に麻痺が生じてしまいます。

 

 

 

診断

 

足首が挙がららず脚が垂れ下がった状態”下垂足”を呈し、上記の感覚障害があり、ティネルサイン(神経傷害部をたたくとその支配領域に疼痛が放散する)があれば傷害部位が確定できます。

腰部椎間板ヘルニアや坐骨神経障害との鑑別診断が必要なこともあります。

確定診断については私たちのできうるところではありませんのでドクターにゆだねるところですが、病院では筋電図検査、X線(レントゲン)検査、MRI検査、超音波検査など必要に応じて行います。

 

 

 

今回の症状は、

腰椎(腰の背骨)のテストは問題なし、

骨盤をはじめとした関節の位置関係による問題でもなしでしたので、

これは膝から下の症状と推定しました。

 

これまで説明していきました、

膝下外側の出っ張っている骨である腓骨頭周囲に症状が再現するサインがありましたので、ここを施術しました。

 

行ったのは”癒着はがし(組織間リリース)”です。

 

進めていくと、

患者様からは「に血が通ってくる感じがする」との声がありました。

こうなると今回の症状は、解決できると確信しました。

施術終了後、足首の動きを確認すると、

「動きます!」

との声。

 

「やった」

 

解決できたこと、素直に嬉しいです^^

 

結果としていうならば、

おそらく寝ているときに神経の圧迫があったのだと思います。

そのために起床してから足の違和感を感じていたのでしょう。

 

 

しっかりと解決できてよかった^^

 

 

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