【ブログ】

2019年

10月

18日

初めての捻挫(足首)とリアラインスプリント~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

皆さんは足首(足関節)の捻挫はしたことがありますか?

 

多くの方は罹患したことがあるかと思います。

クセになってしまっている方も多くいらっしゃると思います。

 

クセになってしまう原因としては、捻挫した後の処置にあります。

 

今回は初発捻挫をテーマに記事を書いていきます。

 

 

 

足関節捻挫は、足関節を構成する骨(距骨)の受傷時の肢位によって細かく分類分けがされています。

 

全部を説明すると長くなってしまうので割愛しますが、大きく分けて2種類に分類できます。

 

足関節内返し捻挫

足関節外返し捻挫

 

以上の2つに分類できます。

 

皆さんがパッと頭に浮かぶ足関節の捻挫は内返し捻挫になります。

 

競技特性によって変わってきますが、構造上でも受傷割合は内返し捻挫がはるかに多くなっています。

 

そんな内返し捻挫ですが、しっかりと治りきる前に「痛くないから大丈夫」と動いてしまうことが多いですよね?

 

確かに包帯やテーピングは億劫です。

 

しかし、痛みが引いても組織の修復は終わっていません。

 

そんな中で動き続ければ、靭帯が引き離されりなどの治癒を遅らせる因子が多く発生し

 

「なかなか治らない」

「靭帯が緩くなった」

「捻挫が癖になっている」

 

という部分に繋がってきます。

 

 

では捻挫をしてしまった場合はどのように処置をすれば良いでしょうか。

 

まずは受傷直後は「RICE処置」です。

 

Rest:安静

Ice:冷却

Compression:圧迫

Elevation:挙上

 

以上の4つの頭文字をとって「RICE処置」となります。

 

過去の記事にてRICE処置について詳しく書いてます。

RICE処置

 

RICE処置を行った後は、適切な治癒環境を得るために固定が必要になります。

 

固定の肢位としては、一般的には良肢位(底背屈0度)での固定が多いですが、初発捻挫では背屈10度が好ましいです。

 

背屈10度の固定では、良く損傷を起こす前距腓靭帯の停止部が近接した関係性になるため、組織の修復が行いやすい環境を作ることができます。

また足関節は性質上、底屈位や底背屈0度よりも背屈位の方が足関節の安定性が高まり、距骨の内旋(靭帯が離される動き)可動域が下がることも重要です。

 

そしてポイントとしては、底屈を許さないことです。

組織の修復過程における底屈は前距腓靭帯が離されるだけでなく、底屈位のままだと足関節後方の組織が拘縮を起こし距骨の後方移動が失われやすくなります

 

※距骨の後方移動

足関節背屈における距骨の動きは、関節の滑りと転がりの性質上、ただ背屈方向に動く(赤矢印)だけでなく、距骨が後方に移動(黄矢印)しながら背屈方向に動きます

足関節後方が拘縮を起こすと、距骨が後方移動をしようとしても硬くなった組織にはじき返されてしまうため、後方に移動ができなくなります。

すなわち、関節のハマりが悪くなってしまいます

 

 

では、応急処置後にどのような固定を施せば良いでしょうか?

 

背屈10度をキープておくのには包帯固定では少し弱いです。

綿包帯は伸びてしまうため、固定直後は良いですが時間が経つと緩くなってしまい底屈を許してしまうリスクがあります。

 

テーピング固定は毎回巻き直す手間も多く、テーピング代もかなり多くなってきてしまいます。

 

またギプスによる固定は捻挫の度合いにもよってきますが、関節全体の拘縮を起こすリスクがあるため、受傷後から復帰までにかなりの時間を要してしまいます。

 

 

そこでオススメなのが「リアラインスプリント」です。

 


 

特徴としては、

 

底屈を許さない

背屈運動に関しては可能なため、亜急性期(72時間以降)でのスクワット運動なども可能

着脱が非常に簡単

 

以上のような特徴があります。

 

 

就寝中にも装着することで足が伸びる(足関節底屈)のを制御することができるなど、患者側も管理が非常に楽です。

 

底屈を許可するまでは捻挫が初発~3回目までの場合は3週間4回目以降では1週間ほどです。

 

また、受傷直後のRICE処置にリアラインソックスを併用することで急性期の捻挫に対して更に効果的になります。

 

※リアラインソックスについてはコチラ

 


 

リアラインソックスを併用することにより、急性期からリアラインソックスによる圧迫や、テーピング効果による距骨の後方移動が保たれた状態になります。

その上からアイシングを行ったり、心臓より高い位置に患部を保持しておくことで炎症が引きやすい状態を作ることができます。

 

特にスポーツ現場での応急処置としては、専門性がなくても簡単に理想の固定環境を作ることができるので、非常にオススメです。

 

 

当院でもリアラインスプリントを取り扱っておりますので、捻挫をされた方は是非千住スポーツケア整骨院まで!

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2019年

10月

18日

トレイルラン二ングで効果を体感したパフォーマンスを上げてくれる靴下~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

先日の戸隠トレイルランレース(32kmで優勝しました)で履いた当院で扱っているソックスに非常に助けられたこともあり、そのソックスの紹介をしていきます。

 

 

 

 

 

◆慢性足関節不安定症(CAI)とは

 

 

アスファルトを走るロードレースと違って、
トレイルランニングは不整地を走ることで、捻挫のリスクが高くなります。

多くはトレイルの下りで捻ることが多く、
スピード出ていることや体重が足にかかりやすいことから
ロードで足首を捻るのと比べると重症度も高く、
また下りに対する恐怖心も芽生えてしまい古傷化してしまう方も多くいるように感じています。

 


不安からテーピングを常にされている方も多いことでしょう。

捻挫の厄介な点は、一度捻挫をすると繰り返しやすくなり、慢性足関節不安定症(CAI)に移行してしまうことです。

 

 

慢性足関節不安定症(以下CAI)とは足関節捻挫を繰り返すことで、
慢性的に足関節に不安定感を抱いてしまう病態です。

 

 

≪もっと詳しく≫


慢性足関節不安定性(以下CAI)は足関節捻挫後遺症としての慢性的な不安定感と"Giving-way"の繰り返しを主訴とし、日常生活やスポーツ活動に支障をきたすとされる。その原因として、足関節靭帯損傷に伴う過可動性(機械的不安定性)と、腓骨筋筋力の低下、固有受容感覚の欠如、神経筋反応時間の遅延などが関与する機能的不安定性とが挙げられている。

~中略~

慢性足関節不安定性(以下CAI)を呈する足において距腿関節の骨性の安定性が低下していることが捻挫の再発に関与している可能性がある。また、靱帯損傷によって距骨および踵骨の異常キネマティクスが生じていた可能性もある。

 

3D-2D Registration法による慢性外側不安定性を有する足関節の荷重位足関節内・外旋運動時の距腿・距骨下関節キネマティクス:ケースレポートより抜粋 https://ci.nii.ac.jp/naid/130004582244

 

 

一般的には"捻挫ぐせ"と言われたりもしますね。

 

 

CAIの原因となる足関節捻挫はさまざまなスポーツ種目においてもっとも発生率の高い外傷の一つとされます。

 


トレイルランニングで足関節、膝関節の外傷、故障をしている方は多いことでしょう。

足関節捻挫は再発率も非常に高く、後遺症に悩まされ予防のためも含めてテーピングをしている方も多いことと思います。そうならないためには、足関節を安定させる必要があります。

 

 

 

 

 

◆7月に捻挫した際に使用

 

 

実は私は今年(2019年)7月に捻挫をしてしまい、その月末に控えていたレースの出場を断念していました。

 


9月末の戸隠トレイルランレースを目標にしていたため無理せずに諦めました。

 

 

3週間ランニングを休み、それからテーピングをしながら走りました。

 


ちょっとした段差で変なつき方をすると痛みが走ります。下りはゆっくりと降りるようにしていました。

 

 

しっかりと山を走れるようになってきたのが8月下旬。

 


テーピングを外してからはうちで扱っている「リアラインソックスプロ」を着用しました。

 

 

足首を安定させるには距骨の後方への動きが重要になります。

 

距骨を下腿の遠位部のほぞにしっかりはめ込んで、足関節を適合させる、ということが必要なのです。

 

そうすることで、不安定感を減らし、捻挫の危険性を低下させ、さらにはアキレス腱にかかる負荷も減少させることができる可能性があります。

 

 

加えて、母指球荷重を促すことによるパフォーマンスの向上が期待できます。

 

 

 

 

 

 

◆リアラインソックスの効果

 

 

リアラインソックスは繊維構造を密にした特殊な編み構造を作ることにより、テーピングのようにベルト状に強い張力が得られ、足関節を安定させることができます。

 


また、弱い張力と強い張力を組み合わせることで、足関節の動きを高度なテーピングと同様にコントロールできます。

 

 

リアラインソックスの効果として、以下のことがあげられます。

 

◆足接地時の母指球への荷重が誘導される
◆足首の安定感
◆しゃがみ込んだ時の足首のつまり間の解消
◆つま先立ちでの母趾球に体重が乗る感覚が得られる

 

個人的に即時的に感じたことは、
足首のつまり間の解消です。

 

 

捻挫した足首はしゃがみ込み時の制限を感じておりつまり感と合わせて痛みもありました。

 

 

ソックスを履いてしゃがみと明らかにしゃがみこむことが楽になりました。

 

 

また履いて歩いてみる分かるのですがしっかりと母指球に導かれていくのを感じることができます。

 


母指球に導かれるということは、
足首の内捻り捻挫の大きな要因となる足の外側への荷重負荷の軽減となり、
内捻り捻挫の予防ともなります。

 

 

また母指球に誘導されることでお尻を使う感覚が入ってきました

私は足の接地がフォアフット(前足部荷重)走法なので
母指球への誘導はランニング効率を引き上げてくれる重要なポイントとなるので
ロードでも活躍してくれます。

 

 

なおリアラインソックスプロは、
滑り止めが側方にもあることから、靴と足との一体感が格段に向上し、効率的に足の力をより地面に伝えることができ、パフォーマンス向上へと繋がります。

 


ゲレンデなどでの下り時の靴の中での前方滑りが全くありませんでした。

 

 

爪が当たることもなくしっかりと踏ん張れるので楽に走れることができたのも、今回のレースで好成績を残せた要因でしょう。

 

 

 

詳しくはこちらの動画をどうぞ!

 

 

 

当院でも扱っておりますので、試着して試してみたい方はお声がけください。

 

 

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

2019年

8月

08日

【症例紹介】腕が痺れる~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

皆さんは『痺れ』を感じることはありますか?

 

正座をした時、机にうつ伏せで寝た時、、、

 

痺れを経験した方は多いと思います。

 

今回は体勢によって『腕が痺れる』といったお悩みの患者様の症例紹介をしていきます。

 

 

今回の主訴としては、『日常のふとした姿勢や就寝時に腕が全体的に痺れる』といった主訴でした。

特に横向きでの就寝時に腕の痺れが強くなるとのことでした。

 

『横になって寝ると』という部分であまり関与は考えていませんでしたが、まずは神経症状なのか、血管の圧迫による症状なのかを見極めるためにスパーリンテストを行いました。

 

スパーリングテストは脊髄から伸びる神経の枝の出口である椎間孔が狭くなるようにストレスをかけ、症状が出るかどうかをチェックします。

 

頚部を回旋、伸展することにより椎間孔を狭くし神経の圧迫を強めるテストです。

 

下の写真では黄色の繊維(神経)の出口が椎間孔になり、向かって左側が前側、右が後側となります。

 

特にパソコンやスマホが主流の現代では、顎が前に出る姿勢になってしまうことが多いため頚椎が常に伸展した状態になり椎間孔が圧迫されやすくなります

 

 

次に血管の絞扼による検査に移りました。

 

腕が痺れる際に、血管が圧迫を受けやすい部分として

 

斜角筋三角(前斜角筋、中斜角筋、第1肋骨)

鎖骨下(鎖骨、第1肋骨)

小胸筋下(肋骨、小胸筋)

クアドリラテラルスペース(大円筋、小円筋、上腕三頭筋、上腕骨)

 

以上のように絞扼をされやすい場所があります。

 

今回は全部位を圧迫した中でも小胸筋部を圧迫した際に症状の再現性が高かったため、全体的に整えた後に小胸筋に対してアプローチを行っていきました。

 

 

まずは胸をしっかりと張った姿勢を作れるように、制限因子となる部分を取り除いていきました。

 

当院では組織間リリースという手法を取り入れています。

 

癒着してしまっている組織を剥がして本来あるべきスムーズな動きを引き出していく治療です。

これを行うことにより、ストレッチやマッサージでは得ることができない、良くなった動きの持続を得ることができます

 

今回の施術では、まず制限が強かった鎖骨上の皮膚や広背筋や前鋸筋などの胸をすぼませてしまうところをリリースしました。

 

胸はある程度張れるようになってきましたが、まだ痺れが残っていたので、小胸筋とその下を通る血管と神経をリリースしたところ症状がかなり緩解しました。

 

リリースだけでなく胸郭をしっかり挙上しておくことが必要なため、運動療法としてアクティブツイスターとチンインエクササイズを指導しました。

 


 

次の週に来院された際も、しっかりとエクササイズが行えていたこともあり、症状は出ていませんでした。

 

緩めること、症状へのアプローチも大切ですが

ご自身の力で症状を予防することも大切ですね。

 

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

 

2019年

6月

13日

骨端症~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

皆さんは骨端症というケガはご存知でしょうか?

 

あまり聞きなれないという方も多いかと思います。

 

しかし、「オスグッド」や「セバ―病」と名前は聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、この2種類のケガも骨端症の中の1つです。

 

今回はそんな骨端症について説明していきます。

 

 

まず骨端症の説明の前に、押さえておきたいワードとして「骨端成長軟骨」があります。

以前、このブログでも「骨端軟骨損傷」という記事を書いた際に「骨端成長軟骨」について説明をしましたが、再度説明をしていきます。

 

※骨端軟骨損傷のブログはコチラから

 

骨端成長軟骨とは、骨の長軸方向への成長を担う軟骨組織です。

 

骨端成長軟骨は男性は約18歳、女性は約16歳で骨化(骨の種類や個人差によって年齢は変わります)しますが、それまでの期間は名前の通り軟骨組織で形成されるため、レントゲンには映りません

 

 

この骨端成長軟骨に成長ホルモンが作用することで骨端成長軟骨の細胞が増殖していき、骨は長軸方向へ成長し、背が伸びていきます。

 

その骨端成長軟骨に成長の過程で痛みを出してくるのが「骨端症」です。

 

骨端症は骨端成長軟骨にかかる負荷や刺激によって発症します。

 

骨端症は種類が多く部位によって名前も変わってきます。

中でもとくに有名なのが

 

・オスグッド・シュラッタ―病(膝・脛骨粗面)

・セイバー病(踵)※セバ―病、シーバー病などの呼び方もあります

・第1ケーラー病(足部・舟状骨)

・第2ケーラー病(足部・第2中足骨)※フライバーグ病とも言います

・ぺルテス病(股関節・大腿骨頭)

 

以上の5つです。

 

当院の患者様でも特にオスグッドとセイバー病でお困りの方が多くいらっしゃいます。

 

この2種類に関しては、骨の成長に対し筋肉の柔軟性が伴っていない場合に筋肉の停止部(骨端成長軟骨)が引っ張られ痛みを出してきます

 

特に筋肉が比較的発達していると引っ張られるストレスも大きいためスポーツをやっている患者様が多いです。

 

他の骨端症に関しても、アライメント異常(歪み)やそれによる使い方の違いによってストレスが掛かり続け症状が出てきます

 

ペルテス病は症状が進行すると、接骨院で対応できる範囲を超えてしまうため、整形外科にて手術の可能性も出てきます。

 

ではなってしまった場合はどのようにすれば良いでしょうか?

 

まずはスポーツ活動をしているのであればお休みをする必要があります。

熱を持っている場合は炎症反応があるサインなのでアイシングも必要です。

 

しっかりと負担のかかりにくい状態にならなければ、仮に痛みがなくなったとしても痛みが再発するリスクが高いです。

 

また、治療をしながらスポーツ活動となると鼬ごっこになってしまうことも良くあります

しっかりと症状、現在の状態を説明した上で治療を進めていく必要があります。

 

運動をしていない場合でも、体育などの運動は避けたいです。

 

しっかりとアライメントを整えつつ筋肉のストレッチや歪みの修正といった原因となる因子を取り除くことが重要です。

 

『成長痛だから』と放っておくと、かなりの期間痛みを抱えることになってしまうので、適切な処置を施しましょう!

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2019年

5月

16日

肉離れの病態と治療~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

皆さんは肉離れとはどのようなものかご存知でしょうか?

 

多くの方は名前は聞いたことがあると思います。

 

以前にも肉離れについて記事を書いたのですが、

今回は肉離れの病態や治癒過程などを更に詳細にお話していきます。

 

 

まずは肉離れの病態を説明していきます。

 

簡単に言うと皆さんが頭に思う状態と一緒で、筋肉が切れてしまった状態になります。

 

しかし筋肉は細い筋線維が束になり、それを筋膜が覆って形成される組織(血管や神経については割愛)のため、どの程度切れてしまっているのかで分類が変わってきます。

 

Ⅰ度:筋線維の微細な損傷

Ⅰ度損傷は筋膜の損傷は見られることはなく、膜内での筋線維が微細に損傷しているレベルです。

筋違いと言われるものから、微細なものでは筋肉痛もⅠ度損傷に含まれます。

関節運動に障害を出すことはありませんが、違和感や痛みを感じます。

 

Ⅱ度:筋肉の部分断裂

筋膜を含む筋肉の部分的な断裂です

損傷した部位には体表からも陥凹(凹み)を触知できることも多く、皮下出血も出てきます。

部分的に筋肉が繋がっているので筋収縮による関節運動などは行えますが、かなりの痛みを伴います。

一般的な肉離れとしては一番多いのがⅡ度損傷です。

 

Ⅲ度:筋肉の完全断裂

Ⅲ度損傷は筋肉(筋膜も含む)の完全断裂です。

部分的に筋肉が繋がっていることもないので、筋収縮は不能です。

関節運動については他にも同じ動きを引き出す筋肉が存在すれば行うことも可能ですが、痛みが強いことも含めて満足な関節運動は難しいです。

筋肉が完全に切れてしまっているので、Ⅱ度と同様に陥凹を触知します。

 

以上のようになります。

 

下の図では左からⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度となります。

 

特にⅡ度、Ⅲ度で起こる皮下出血に関してはどんどん末梢に広がっていき広い範囲で皮下出血が出ることがります。

 

出血量が多いと周りの筋肉や血管を圧迫し、筋肉の壊死やクラッシュシンドロームが起こる可能性があります

 

※クラッシュシンドローム

血管が圧迫された際に、圧迫部位に身体には毒となる物質(カリウムや筋に含まれるミオグロビンなど)が溜まり、圧迫が解放された時に一気に体内に回り、臓器などを損傷する症状です。

 

次に好発部位についてです。

肉離れは下肢の筋肉に非常に多く発生し、特に筋腱移行部(筋肉から腱に変わる境目)が切れやすくなっています。

筋肉と腱では構成される組織が違うため、その境目は他の部位と比べ脆弱になってしまいます。

 

 

 

下肢の中でもハムストリングス(もも裏)大腿四頭筋(もも前)内転筋(内もも)下腿三頭筋(ふくらはぎ)の4か所が肉離れの大半を占めており、どんなスポーツ活動をしているかによって切れやすい部分は変わってきます。

 

特に走る場合や跳躍動作ではハムストリングスや下腿三頭筋を使うため、この2か所の肉離れは多いです。

 

運動会シーズンにお父さんが起こしてしまう肉離れはこの2つの筋肉のどちらかということがほとんどです。

 

他にもサッカーで脚を後方に振り上げた際に大腿四頭筋を損傷する場合や、スケートなどで踏ん張る際に内転筋を損傷する場合など、競技特性も関係してきます。

 

 

 

次に原因です。

肉離れは関節運動により筋肉が引き延ばされながらも筋収縮が起こっている場合(遠心性収縮)に発生することが多いです。

 

 

 

特に筋肉が硬くなり弾力性が失われている場合は受傷の確率が高くなります。

ストレッチの不足だけでなく、筋肉の癒着による弾力性の低下も原因としては多いでしょう。

 

 

次に治癒の過程です。

肉離れによって切れてしまった筋線維は、まず壊死を起こします。しかし、筋線維は多数の核を持っているため、壊死するのは一部です。

その後切れた断面に溜まった血(血腫)の中の白血球が炎症反応を起こし、壊死した筋線維を排除していきます。

その後、筋肉の中にある衛星細胞が筋芽細胞に分化していき、切れた筋線維同士を少しずつつなげていき筋肉は修復していきます。

 

少し難しい話になってしまいましたが、ここからは後療を含めお話ししていきます。

 

 

 

まず、受傷後1週間です。

この時期は受傷による痛みもかなり顕著に出てくる時期になります。

また、肉芽細胞が筋線維感を繋ぎだすのが1週ほどなので、この時期の処置がその後の治癒の期間にも繋がってきます。

 

まず行うこととしては圧迫固定です。

圧迫と言っても血を止めてしまうほどキツく巻いてしまうと、筋肉の壊死を起こしてしまう可能性があるため、少し圧迫感がある程度です。

 

圧迫固定にする理由は2つあります。

1つ目は断裂端を近づけるためです。

断裂端が離れた状態だと、筋芽細胞が断裂端同士を繋げていくのに、時間がかかってしまいます。

その為、圧迫固定を行い、断裂端が離れすぎないようにしていく必要があります。

 

 

2つ目は痛みを抑えるためです。

痛みを抑えると言っても、しっかりと受傷しているため通常通り動かせるわけではありません。

しかし、日常生活において受傷筋を全く使わないのはかなり難しいです。

特に受傷が下肢なら尚更です。

その為、損傷筋を圧迫固定で安定させてあげることで痛みを抑えることができます。

 

当院では、綿包帯での固定後、その上から弾性包帯を巻いていきます

また、熱感が落ち着いてきたら超音波にて組織の回復を図る施術も開始していきます。

 

受傷後1週後からは筋芽細胞により、断裂端の連結が多く始まってくるため、痛みのレベルもかなり落ち着いてきます。

患部の状態にもよりますが、固定を弾性包帯のみにしていきます。

 

受傷後2週目以降は圧痛や日常生活の痛みの具合を聞きながら、ストレッチを交えていきます。

 

ストレッチをしていく理由としては、修復された組織と元々の筋線維との張力に差があるからです。

ストレッチを行わないと張力の差がある部分(受傷部位の両端)が切れやすくなってしまい、再度受傷を招く危険性があります。

肉離れが癖になってしまっている人はこの段階でのストレッチをおろそかにしてしまった可能性があります。

 

 

 

運動痛や圧痛が残っている場合は積極的な活動は控え、安静にしておくのが好ましいです。

 

また、傷後の炎症反応により受傷部位周辺に組織の癒着が起こってくるため、剥がしていく必要もあります。 

 

基本的には肉離れの治癒期間は3週間と言われていますが、ストレッチや癒着を剥がす施術など含めると、完治までには1ヶ月ほど掛かります。

受傷後の処置次第ではさらに伸びてしまう可能性もあります。

 

受傷してしまった場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めいたします。

いかがでしたでしょうか?

もう少し簡潔にまとめる予定でしたが、重要なことが多く長くなってしまいました。

肉離れにお困りの方は是非、一度ご相談ください。

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2019年

4月

18日

【スポーツ障害、復帰のタイミングは?】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

皆さんは、何かスポーツはされていますか?

 

当院では来院される患者様でもスポーツ活動におけるお悩みを抱えている方がたくさんいらっしゃいます。

 

その中でも復帰のタイミングについての指導は非常に重要です。

今回は、その復帰のタイミングについてお話していきます。

 

 

説明をしていく前に、当たり前のことではありますが同じ症状の患者さまでも症状の重症度合いや原因は多々あります。

 

例として、ランナー膝(膝の外側の痛み/腸脛靱帯炎)でも骨盤周囲の問題の人もいれば、足部や足関節の使い方の問題、膝の捻じれの問題など十人十色です。

 

大会や試合を控えている場合とそうでない場合では変わってくることもありますが、基本的な指標として今回お伝えしていきます。

 

①熱感、腫脹の有無

まず優先的に見ていくものとして、熱感と腫脹があげられます。

この2つは炎症症状であり、亜急性症状だとしても現れている場合は血流が良くなるようなこと(飲酒、入浴)は避け、安静にする必要があります。

もちろんスポーツ活動は禁止です。

 

 

②運動痛の有無

疼痛の有無は症状の状態を知るためにも非常に重要です。

外傷で痛みがあれば中止はもちろんのこと、オーバーユースによる症状などの亜急性症状でも同じことが言えます

 

痛みは身体の使い方やオーバーユースなど、必ず原因があります。

痛みがある状態で無理をするとさらに炎症が強くなったり痛みに対する逃避動作からフォームが崩れ別の部位に負担を出すなど二次的損傷のリスクもあります。

痛みを伴っているのでこちらもスポーツ活動は禁止です。

 

 

③圧痛の有無

運動痛がなくなったからと言って安心はできません。

運動した時の痛みが軽減しても、圧痛が残っている場合はまだ安心できません。

圧痛があるということは、また痛みが出てくる可能性があります

微熱の時に無理をすると熱をぶり返すようなことと同じです。

 

圧痛が抜けきるまでは身体を正しく使えるように、関節の歪みや使い方(フォーム)を修正し、復帰した後も同じような痛みを繰り返さないようにしていく必要があります

低負荷での運動再開を指示することもありますが、基本的には無理をせずに安静にしていただくのが理想です。

 

 

復帰後もいきなりの高負荷な運動は避けフォームを意識しながら少しずつ負荷を上げていくのが好ましいです。

 

 

すべての症状に対して上記のように徹底して行っていくわけではありませんが基本的には以上のように行っていきます。

 

ここまでケガに対する処置を書いていきましたが、特に学生さんのスポーツ活動については『心のケア』という部分もとても重要です。

 

「ケガをしたことでレギュラー争いから遅れてしまう、、、」

 

「来週大会なのに、、、」

 

この様な悩みを抱える学生さんは少なくありません。

学生さんは特に『今』が大切になってしまいがちですが、ケガをしたまま続けることによるリスク治した先のことなど、うまくコミュニケーションを取りながら説明してあげることが必要です。

 

 

さて、今回この記事を書こうと思ったのには理由があります。

 

今年の1月に日本外国特派員協会で開かれた、プロ野球横浜DeNAベイスターズの筒香選手の記者会見はご存知でしょうか?

 

内容としては少年野球における球児の酷使や、ボランティアの保護者の方へのお茶当番などの現状を社会に訴えました。

 

その会見を基に取材を行ったYahoo!ニュースのある記事を読み、今回のブログ更新に至ります。

 

記事はコチラから

https://news.yahoo.co.jp/feature/1304

 

 

この問題は少年野球に限らず、他のスポーツクラブにも存在する問題だと考えます。

 

指導者の飲み物の好みを保護者同士で情報交換しながら準備するという話は小耳に挟んだことがあります。

 

当院でもケガをしながらでも試合に出なければいけない学生さんが来院されます。

また保護者の方も連休の度に遠征や試合(公式戦や練習試合)に帯同と、かなりハードな日程となり、家族の時間を取るには休まざるを得ないといったお話も伺います。

 

もちろん指導に携わっている方の考えを否定するわけではありません。

 

子供たちを預かっている以上チームが勝つことは重要ですし、そのために練習は必要です。

 

大切なことは、子供たちの状況(ケガの具合や練習に対しての姿勢など)やチームの現状指導者や保護者がしっかりと共有していくことです。

 

以前、私たちが訪問させていただいたチームではケガをしている子供が多数いたため、ケガをした場合のことや、休む、睡眠についてといったことについてお話ししました。

難しい話は子供たちにはしませんでしたが、大切なところは「指導者に向けて」「保護者に向けて」ではなく子供を含めたチーム全体が情報を共有できるようにお話ししていきました。

 

最近伺ったお話ですと、練習後のケアの時間が増えたことでした。

結果として、チームとしての来院数はかなり減ってきております。

 

私たちとしても、ケアの大切さを再確認させていただく良い機会でもありました。

 

子供は大人の顔色を伺いながら行動を判断することが多いです。

 

「ケガしているけど練習しなきゃ」

 

「ここで痛いと言ったら怒られるかな」

 

このような子供の変化に気付いてあげられるのは身近な大人です。

 

まずは何かあった時に子供にとって一番いい選択ができる環境づくりが大切です。

 

 

 

現状を訴えた筒香選手、記事を書いた筆者の方と意見の相違などあるかもしれません。

 

 

しかし良い方向に変わっていくきっかけとして、今回の発信が役に立てればと思い記事にさせて頂きました。

 

 

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

2019年

4月

11日

その腰痛、お尻が使えてないだけ?~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

皆さんは腰痛をお持ちでしょうか?

 

腰痛を人生で一度でも経験する人の割合は約85%とも言われています。

 

当院ではデスクワークによる中高年の腰痛だけでなく、活発にスポーツ活動に取り組む学生さんが腰痛を訴える場合があります。

 

数あるケガの中でも腰痛は原因がかなり多くあり、施術を進めていく上でもしっかりとその原因が特定できないと症状もなかなか治まりません。

 

その中でも、特に学生さんはお尻の筋肉をうまく使えないことによる腰痛であることが多いです。

今回はその症状について説明していきたいと思います。

 

 

以前にも記事として、お尻が使えないことによる仙腸関節の不安定性について説明したことがあります。

 

今回は仙腸関節の不安定性が直接の原因ではないため説明は割愛いたしますが、気になる方はコチラからどうぞ。

 

 

今回、キーポイントとなるのは『股関節の伸展』です。

伸展とは脚を後側に伸ばすような運動です。

 

股関節の伸展の際に使われる筋肉は

 

大殿筋

中殿筋

ハムストリングス

大内転筋(伸展位では伸筋として働く)

 

以上の筋肉があります。

 

股関節はこれらの筋肉(特に大殿筋とハムストリングス)が収縮することで股関節を伸展することができます。

 

 

では、お尻の筋肉が使えないとはどういうことでしょうか?

 

それは代償動作(トリックモーション)です。

代償動作とは関節が動いているように見えますが、実際は関節が動いているのではなく、他の部位を動かすことで関節が動いているように身体を使うことです。

 

 

骨盤を青の▽、大腿骨の長軸を緑のラインで表しました。

 

上の画像では少しわかりにくいかもしれませんが、左が股関節をしっかり伸展した場合、右が股関節伸展のトリックモーションです。

 

簡単に説明すると、右の画像は脚がしっかりと上がっているように見えますが、骨盤に対しての大腿骨の角度を見ると、左右差がほとんどないことがわかります。

 

この上がり方の差は腰椎の伸展が入っているかどうかです。

上の画像では左は腰部が反っていないのに対して、右の画像はかなり腰部が反っていますね。

 

特に股関節の伸筋群がうまく使えない人は腰椎の伸展が生まれることにより、腰部の筋肉が過剰に働いてしまうため、腰部の筋肉の負荷が非常に高く痛みを伴います

 

 

このパターンの痛みで特に多いのが片方のお尻のみ使えていないパターンです。

本来、殿部などの伸筋群で股関節の伸展を行うと、伝達として伸展した方と反対側の腰背腱膜が収縮します。

 

 

しかし伸筋群をうまく使えず腰椎の伸展のトリックモーションが入る場合は腰椎の伸展のために腰部の筋を使うため、同側に筋伝達が起こります。

 

片側は正しく、もう片側は異常に筋伝達が行われると同側の腰部に筋伝達が起こるため、通常よりも腰部への負担が大きくなります。

 

 

では、どのように改善していく必要があるでしょうか?

 

それは伸筋群を使えるように促してあげることが必要です。

 

当院ではまず組織間リリースを行い、関節のアライメント(配列)を整えたり筋活動を制限する因子を取り除いていきます

 

特に大殿筋皮膚外旋六筋仙結節靭帯との癒着が筋出力の低下に大きく関わるので、そのような癒着を剥がしていきます。

 

 

組織間リリースで伸筋群が使いやすい状態になったら、次は伸筋群が使えるようにエクササイズを行っていきます。

 

 

このエクササイズは特にお腹を凹ませることで腰椎の伸展を防げるため、少し難しいですがおススメです。

 

お尻の筋肉に使ったなぁという余韻が残ればOKです。

 

実際に当院でも、施術⇒エクササイズ後に確認してみると筋伝達が正常に戻ります。

 

自分もそうかも?と心当たりのある方は、是非1度ご相談ください!

 

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

2019年

4月

04日

【投球が抜ける、指にかからない】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

前回の記事では野球の投球動作による痛みの一例を紹介しました。

※前回の記事はコチラからどうぞ

 

今回の記事では、その際に同時に『変化球が抜ける、球が指にかからない』といったお悩みも頂き、同じような症状の方が他にもいらっしゃいましたので、そちらについて紹介していきます。

 

 

 

今回のお悩みを具体的に上げていくと、『決め球だったスライダーが抜けて投げられない』、『外野からの送球が指にかからず、球に力が乗らない』といったものでした。

 

ご相談いただいた方々は、元々は肩の痛みで来院されており、肩や肘の状態は比較的いい状態でした。 

 

そこで一度全体的に評価をしたところ、骨盤にかなり左右差がみられ、そこを改善したところ症状の改善がみられました。

 

骨盤の状態としては、普段から右足荷重で立っていることが多く、立位での検査でも右の寛骨が後傾しておりました。

そのまま前屈してもらったところ、右の寛骨に前傾制限がみられ、骨盤の運動がスムーズに行えない状況でした。

 

※骨盤の運動についてはコチラをご参照ください。

 

投球動作においての骨盤運動は、ワインドアップ時には軸足となる右脚(左投手は左)に荷重しており、骨盤の関係性としては右寛骨が後傾左寛骨が前傾となります。

 

そこからコッキング期には左足が地面に接地し、体重も前側の脚にかけ、骨盤を回旋させていきます。この時の骨盤は右寛骨が前傾左寛骨が後傾となります。

 

 

しかし、今回の症例では右寛骨に前傾制限がみられたため、後傾位から前傾位への移行に制限がかかり骨盤がうまく回旋できないというものでした。

 

骨盤がうまく回旋できない結果、骨盤が回りきる前に(身体が開いた状態)手だけ先行しボールをリリースしなければならず(リリースポイントも身体から離れる)、変化球が抜けてしまう現象が現れました。

 

今回は施術後のシャドウピッチングでも骨盤の回旋が充分に生まれましたが、さらに骨盤が回旋しやすくなるようにリアラインコアを付けシャドウピッチングを繰り返しました。

 

 

 

リアラインコアは付けて運動すると骨盤が整うだけでなく、整った状態での正しい筋活動を再学習することができるツールです。

 

特にリアラインコアを付けながら行うシャドウピッチングは、骨盤が勝手に回旋するように感じるくらいスムーズに回旋するため、骨盤が回旋しきれないことによる手投げが改善されていきます。

 

とはいえ、ご自身では骨盤の回旋云々は分からないことも多いかと思います。

 

一度骨盤の状態も確認してみると改善にグッと近づくかもしれませんね。

 

球が指にかからない、投球時に前側の股関節に荷重できない、リリースポイントが安定しないなどのお悩みの方は、是非一度ご相談ください!

 

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2019年

3月

19日

【肩が痛い投手の改善例】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

日本人に身近な球技と言えば、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール…。。。

 

パッと頭に浮かぶのはこの辺りでしょうか?

(皆さんそれぞれ違うとは思うますが。。。)

 

その中でも先日、草野球のピッチャーの施術に入らせていただく機会がありました。

当院でもピッチャーの肩の痛みは何例も見させていただきましたが、今回はいつもとは違う内容でしたのでご紹介させていただこうと思います。

 

 

まず、ザックリとではありますが患者様情報です。

 

主訴:投球時の肩後方の痛み

野球歴:15年以上

野球による既往歴:野球肘

 

野球歴15年以上の中でも投手として活動していたのは7年程とのことでした。

 

まず投球動作による痛みとして押さえておくポイントは、投球のどのフェーズで痛みが出てくるかです。

 

投球にはワインドアップ期コッキング前期コッキング後期加速期リリース期減速期フォロースルーと細かくフェーズが分けられています。

 

それぞれ体幹と上肢の位置関係や力が入る筋の違いによって、症状も変わってきます。

 

 

今回の症状はこの点では少し変わっていて、投球のどのフェーズではなく、投球動作では常に痛いというものでした。

 

いくつか検査をしてみたところ、上腕骨頭の前方移動と肩後方筋のタイトネスがあったため、まずは肩の状態を整えていきました。

 

後日来院された際に痛みの軽減はみられたものの、症状が残存していたため更に触診を進めると、肩の後方にあるワンポイントに強い圧痛を確認しました。

 

圧痛の正体は上外側上腕皮神経という腋窩神経の枝でしたでした。

腋窩神経は腋窩(わきのした)から上肢にかけて神経を伸ばすのですが、神経の本幹である腋窩神経とは別に上外側上腕皮神経は三角筋後部線維のところに枝を出します

 

 

この神経が三角筋後部線維と癒着を起こしたことにより、投球動作での三角筋の筋活動でストレスがかかり痛みを発していました。

 

治療としては三角筋後部線維と上外側上腕皮神経の癒着を剥がすだけでなく、神経の通り道である外側腋窩隙を構成する上腕三頭筋、大円筋、小円筋の癒着も剥がしました

 

治療として普段の生活の中での癒着を剥がすことはもちろんのこと、肩甲骨のアライメントの改善や肩関節の筋のアンバランスなどの改善も必要です。

※試合前ということで今回は結果因子(痛み)となってしまいました。

 

リハビリとしては既往歴や野手から投手への転向ということで投球フォームも見直していくなど、今後の課題もまだまだ見つかりそうです。

 

野球に限らず、日常の動作の中でこのパターンの痛みが起こる可能性は十分に考えられます。

 

お困りの方は、是非一度ご相談ください!

 

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2019年

3月

15日

ランナーズニー(腸脛靭帯炎)の症状・原因・対処法のまとめ~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Web上では様々な情報に溢れています。
最新のものだったり、
また古い情報だったり、
また見当違いのもだったり、
私自身(馬場)が考えもしない面白い考え方だったり色々。
そんな情報を精査しながらまとめてみました。
少しでも参考になればです(2019年2月)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ここでは腸脛靭帯炎の一般的な概要について私の考えも含めてまとめています。
随時その他のページでより詳しい解説を追加していきます。

 

 

 

◇概要

 

腸脛靭帯炎とはランニングをしている人に多くみられる症状でランナーズニーとも言われています。
ランニングやロードバイクなど膝の屈伸運動を繰り返すことや、急な切り返し動作、ジャンプ動作などを多くするスポーツをする方に見られるスポーツ障害です。

腸脛靭帯が膝の屈伸時に膝の外側(大腿骨)の出っ張っている骨の上を繰り返しこするような刺激により痛みとして現れます。

 

≪詳しく≫
腸脛靭帯炎ちょうけいじんたいえんとは、スポーツなどをおこなうことで膝ひざにおこる慢性的な障害のひとつです。腸脛靭帯とは、腸骨ちょうこつ(骨盤を構成する骨のひとつ)の腸骨稜や鼠径靭帯などに起始する大腿筋膜の大腿外側中央部の肥厚した部分であり、脛骨けいこつ(すねの骨)の前外側部に停止する線維束で、膝の屈伸に伴い大腿骨の外側上顆がいそくじょうかを後方から前方へ移動します。ランニングやジャンプなど膝の屈伸を繰り返すと、大腿骨外側上顆との間で、機械的な刺激による炎症が生じ、痛みを感じることがあります。こうした症状を「腸脛靭帯炎」とよびます。腸脛靭帯炎の多くは、腸脛靭帯のなかでも膝の外側にある大腿骨外側上顆部かぶに起こるため、「膝の外側が痛い」と訴える方が多いです。

 

腸脛靭帯炎について/メディカルノートより引用

 

 

 

 

 

◇症状

 

膝の外側(大腿骨外顆周辺)痛みや圧痛が存在します。

 

≪詳しく≫
「大腿骨外顆周辺に限って圧痛が存在します(図)。腸脛靱帯は明らかに緊張が増し、時に靱帯の走行に沿って疼痛が放散します。初期はランニング後に痛みが発生しますが、休むと消失します。しかし、ランニングを続けていると次第に疼痛は増強して、簡単に消失しなくなってきます。」

ランナー膝別名腸脛靭帯炎/ザムストより引用

 

 

また前出のメディカルノートでは以下のように3つに分類して説明しています。

 

 

「多くの場合、膝の外側に痛み(ときには激痛)を感じます。重症度によって痛みの程度は異なります。
軽症:運動を行ったあとに痛む
中等症:運動自体は問題なく行えるが、運動中や運動後に痛む
重症:常に痛みを感じ、運動をいつもどおりに行うことができない
さらに重症化すると立ちしゃがみや階段昇降時、歩行時にも痛みを感じるようになり、日常生活にも支障をきたすようになります。
また、場合によっては膝だけでなく、太ももや股関節にも痛みがあらわれることがあります。」


 

 

軽症:運動を行ったあとに痛む
中等症:運動自体は問題なく行えるが、運動中や運動後に痛む
重症:常に痛みを感じ、運動をいつもどおりに行うことができない
ともありますが

大会などでは頑張り中や下り坂での激痛発症、そして歩くのも痛いというのが症状のはじまりな方が多い印象です。
(あくまでも治療院に来る方の場合の印象です)

もちろん上記の具合は非常に参考になります。
急性の痛みからの回復具合の目安となりますね。

 

 

 

 

 

◇病態

 

膝の曲げ伸ばしの角度によって膝への負担が変わります(個人差あり)。

 

下り坂、ジョギング、不整地、雨の日のランニングでは接地時の膝の曲げる角度が浅いため多発すると考えられています。


目安の角度は30度。

 

 

速いスピードのランニングでは接地時の膝の曲げる角度がより深くなるため、
腸脛靭帯炎にはなりにくいと考えられます。


≪詳しく≫
「基本的病態は腸脛靭帯が大腿骨外側上顆に擦れることにより生じる炎症とその間にある滑液包の炎症である。
腸脛靭帯は膝伸展位では大腿骨外側上顆の前方を走り、膝を屈曲していくとそれを乗り越え、30度屈曲位付近からは
大腿骨外側上顆の後方に位置することになる。
このため、膝30度屈曲位付近では腸脛靭帯後縁と大腿骨外側上顆の間で摩擦が生じる(impingement zone)速いスピードのランニングでは接地時の膝屈曲角度がより深くなり、impingement zoneを超えているため、腸脛靭帯の摩擦は少なくなり、腸脛靭帯炎にはなりにくい。
逆に下り坂、ジョギング、不整地、雨の日のランニングでは接地時の膝屈曲角度が浅くなるため多発すると考えられている。また腸脛靭帯炎のある患者でも膝を伸ばしたまま歩くとimpingement zoneに入らないため痛みが軽い。」

スポーツ外来(整形外科)/東京山の手メディカルセンターより引用

「腸脛靱帯は腸骨稜に発し、脛骨Gerdy結節に至る靱帯であり、この靱帯と大腿骨外側上顆との間で膝の屈伸に際して擦れあい摩擦を引き起こすのが腸脛靱帯炎である。
上記の結果、腸脛靱帯と骨膜が直接刺激されるか、または外側上顆直上の滑液包に炎症を生じて発症する。
陸上中長距離の競技者に多く、道路やトラックなどの関係で傾いた路肩やカーブの外側の脚に発症することが多い。」

スポーツ外傷・障害の基礎知識 腸脛靱帯炎より引用

 

 

 

 

 

◇原因

 

まとめると原因としては大きく以下の4つと私は考えています。

・アライメント不良
(関節の位置関係のゆがみ)

・ランニングフォーム
(オーバーストライドや過度のヒールストライクなど)

・リカバリー不足
(過度なランニング量・負荷。それによる栄養・休養不足)

・外的要因
(シューズ・硬い路面・下り坂など)

 

 

下記の記事でもそれぞれ表現は違いますが、腸脛靭帯炎の原因について解説をしています。

アライメント不良という視点では、
形態的な問題としてO脚(内反膝)が問題視されています。
過去に行われた検証では、腸脛靭帯炎と診断された16症例(男性13例,女性3例)を対象に下肢のアライメント測定を行ったところ,11例が内側上顆間に指幅2本分以上の距離を示していたと報告してます。(増島篤(1982)腸脛靭帯炎.整形・災害外科)

◆腸脛靭帯炎は、腸脛靭帯(以下ITT)の緊張度・硬さ、膝内反・過回外足等のマルアライメント、靴や路面の変化、オーバーユーズ、不良なランニングフォーム等多くの要因がある。ITT・大腿筋膜張筋(以下TFL)は膝関節外側の静的・動的安定機構であり、ランニングなどの走動作で影響をうけやすい。

発生機序の異なる腸脛靱帯炎に対するアスレティックリハビリテーション:ハムストリングス機能不全に着目して

 

 

上記の文献では膝内反(O脚)の他に過回外足も問題であるとしています。
しかし以下の記事では過回内足が原因と述べられています。
相反するこの足の状態はどのような事なのでしょうか?

 

 

「ランナー膝を引き起こしてしまう主な原因は、足首が通常よりも内側に倒れていること。“過回内(かかいない)”、または“オーバープロネーション”とも言われる状態です。足首が内側に倒れこむことで膝も内向きになってしまい、それによって足の外側の腸脛靭帯が引っ張られてしまうのです。靭帯が引っ張られた状態のまま走ると、靭帯が膝とこすれてしまい、そのため炎症が起きてしまいます」

辛いランナー膝を卒業/ウィメンズヘルスより引用

 

 

踵の骨が外に倒れる回外足になると、外側に重心がかかりやすい状態となります。
O脚で膝が外に向くと腸脛靭帯がそれ以上外に行かないようにブレーキの役割を果たしますが、
その繰り返しによって膝の外側への刺激が増え発症します。

また着地する瞬間に地面から受ける衝撃を、骨盤回りのお尻の筋肉が支え切ることができないと、
骨盤が外側方向に逃げ、膝は内側に落ちて、つま先は外側へ向いてしまいます。
つま先が外側を向いてしまうこの足は過回内足の状態です。

踵の骨がどちらに傾いても(回内でも回外でも)腸脛靭帯炎になる可能性があるということです。

 

 

同様のことを以下の記事で述べています。

 

 

足首の柔軟性が乏しくつま先が外を向いた姿勢での走行フォームとなっている人、体幹や股関節の筋機能が低下し接地時に体が横方向に傾く走行フォームとなっている人は腸脛靭帯への過剰な負荷が生じるため、この障害を起こしやすいです。

腸脛靭帯炎のリハビリテーション

 

 

以下のブログでは走り方について言及しています。
上記の記事とは視点が違い、過度に踵を接地することが原因であると述べています。

 

 

「多くの場合,腸脛靭帯炎は人工的な路面での下りや平地のランニング,オーバーストライドや過度のヒールストライクによって生じると考えられています。ほとんどの腸脛靭帯炎のランナーは,中殿筋と小殿筋(臀部を安定させる筋)と比べ大腿四頭筋が強すぎます。臀部が緊張を保てず,膝を横切る腸脛靭帯はさらに緊張を増し,よく見られる膝外側の痛みを生じます。」

腸脛靭帯炎 | STRIDE LAB BLOGより引用

 

 

 

 

 

◇対処法

 

対処法をまとめると以下のように私は考えています。

患部の炎症症状の改善(アイシング・物理療法・休養)

膝関節機能の改善ストレッチ組織間リリース・筋トレ)

ランニング動作の改善フォームの改善

 

 

①は状態に応じてですが患部を休ませることは非常に大切です。
②は使いすぎの筋肉を緩め、関節の位置関係を整えます。そして筋トレとはうまく機能していない筋肉に刺激を入れて使えるようにしていくことです。
③脚に負担のかかる走り方をしているという自覚も必要です。

 


時間のかかる作業ですが長く楽しんでいくためには私は必要なことと考えています。

この3つがベースとなる考え方でいいだろうと考えています。
ここではまず流れを理解していただくといいでしょう。
具体的な対処法については後程解説します。

 

下記に記事では手術は一般的ではないと述べています。

 

 

「オーバーユースのため保存療法が原則です。第1に局所の安静、つまり、ランニングの休止が重要です。次に、大腿筋膜張筋など股関節外側部を主としたストレッチの強化(トレーナー編参照)、アイシングを徹底します。さらに消炎鎮痛剤の投与や、超音波などの物理療法を行います。いったん症状が出現すると、簡単には消失しないので発症初期の決断、適切な休養期間が大切です。同一側の膝の負担を軽くする目的で、たまには普段と反対回りのトラック走行も取り入れてください。手術治療は報告例がありますが、あまり一般的ではありません。」

ランナー膝別名腸脛靭帯炎/ザムストより引用

 

 

下記の記事では、急性期、亜急性期、回復期と分類して解説しています。
また再発予防としてインソールの処方について述べています。

 

 

「1) 急性期
局所の安静、過剰負荷の除去、冷却などにより患部の炎症を取り去ることがまず必要である。
安静時痛、歩行時痛があるときは消炎鎮痛剤のパップ剤や経口剤を使う。急性期には腸脛靭帯と外側上顆の間にある滑液包にコルチコステロイド注射を行うこともあるが、副作用も考え慢性例に漫然と使う事には注意が必要である。
急性期には膝屈伸を伴う運動は避けるべきだが、手だけで泳ぐ水泳は場合によっては行ってもよい。
2)亜急性期
ストレッチングにより、緊張が増加した腸脛靭帯の柔軟性を獲得する。
3) 回復期
痛みがでない範囲で筋力訓練を始めていく。股関節の外側安定筋群と股関節外転筋群の強化をしていく。
痛みがなく筋力訓練ができるようになれば、ランニングを始めていく。再発防止を含め、回内足が強ければアーチサポートを使い、O脚が強いときはlateral heel wedgeを使う。」

スポーツ外来(整形外科)/東京山の手メディカルセンターより引用

 

 

下記の記事では、具体的な痛みのレベルについて解説しています。

 

 

「腸脛靭帯炎の治療は、(1)患部の炎症症状の改善、(2)膝関節機能の改善、(3)ランニング動作の改善の順に行います。ランニング動作の改善を行うにあたり、膝関節以外の治療が必要な場合は動作を改善する前に行います。走行中に疼痛がなく走行後に疼痛が生じる場合や走行中に疼痛はあるがパフォーマンスに影響がない場合は練習を継続しながら治療を行います。一方、疼痛により走行距離やスピードに影響が生じている場合や走行のみでなく階段など日常生活においても疼痛を感じる場合は、運動制限を設けての治療となります。」

腸脛靭帯炎のリハビリテーション/横浜市スポーツ医科学センターより引用

 

 

ただ調べてみると様々な考え方がありました。

 


面白かったのは相反する以下の2つの考え方。
・インソールの処方
(オーバープロネーションの改善のため、その他)
・ランニングフォームの改善
(踵からではない足の接地の仕方。前足部か、足裏全体で接地する)

 

 

インソールの使用は踵から着地する走り方を前提にした方へのアプローチ方法で
ランニングフォームの改善は踵から着地をしない走り方を身に着けるということです。

 

 

さて、どちらがいいのでしょうか?

 

 

私は踵着地は足への負担をかけ続ける走り方と考えているので
ランニングフォームの改善をお勧めしています。

 

 

お急ぎの場合はインソールは非常に有効な手段と考えます。

 


ただしインソールは考え方によりますが、
腰痛だった方が予防のためにコルセットをし続け外せなくなることと同じことです(不安で外せなくなる/腰の筋肉が衰える)。

 

 

インソールの場合は”悪い足に合わせて作成している”ため
足自体は悪いままと考えることができます。もちろん修正の利かない状態の場合(脚の長さが違うとか、その他)には必要となります。違う意図のインソールもありますのですべてを否定するわけではありません。

 

 

時間のある方は、ランニングフォームの改善を楽しむことを私はお勧めします。

 


ランニングにはそんな自分自身の体と向き合う楽しみ方もありますので。

 

 

内容については随時更新していきます。
学び、現場での経験も含めた話となりますので現在進行形の話となります。
宜しくお願い致します。(2019/3/13更新)

 

 

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2019年

1月

09日

内くるぶしの骨折(内果骨折)~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

こんにちは。

今回も当院に来院があった外傷の症例紹介をしていきます。

 

今回の症例は内くるぶしの骨折(内果剥離骨折)についてです。

 

まずは内くるぶし(内果)周囲の構造からご紹介していきます。

 

内果は足首の関節(距腿関節)を構成する骨の1つで、

スネの骨の末端にある部分の名称です。

 

 

説明は不要かもしれませんが、ちょうど模型でネジが止まっているあたりが内果です。

 

この内果には三角靭帯(脛踵靭帯、脛舟靭帯、脛距靭帯)と言われる靭帯や

内果の後ろを通る腱が内果を乗り越えないようにする屈筋支帯付着します。

内果の後方には後脛骨筋腱、長指屈筋腱、長母指屈筋腱が通り、

内果を支点に走行を縦方向から横方向へと変えます。

 

クリニカルマッサージより
クリニカルマッサージより

 

さて、次は内果骨折の説明です。

 

内果骨折は良く起こるパターンとして2パターンあります。

 

1つ目は足関節の外返し強制です。

外返し捻挫とは足底が外側を向くように捻ってしまう捻挫です。

よくある足首の捻挫とは逆方向に捻ったものになります。

 

このタイプの捻挫では、足関節でも比較的頑丈な三角靭帯に

牽引力が加わります。

稀に三角靭帯が切れて損傷する場合が多いですが、

多くの場合は三角靭帯に内果が引っ張られ、欠けてしまう裂離骨折になります。

 

 

そして2つ目のパターンが内返し捻挫です。

 

このパターンは先ほどの捻挫とは逆のよくある足首の捻挫です。

内返し捻挫では基本的には外側靭帯や外果の骨折が多いですが、

捻ったことにより、距骨と内果が衝突を起こし剥離骨折を起こします。

 

さて、ではここからは症例紹介です。

今回ご紹介する骨折は2つ目のパターンです。

 

受傷機転は、バスケットボールにてシュートを打った後の着地で

相手の足を踏んだ際に捻り受傷しました。

 

検査では腫脹、歩行や足関節の底背屈などの運動痛、荷重痛が見受けられました。

 

圧痛は外果、内果、踵骨に見られましたが、

第5中足骨(腓骨筋腱による裂離骨折)には問題はありませんでした。

 

腫れ方、圧痛、介達痛(叩打痛など)を含め、骨折の疑いがあったため

シーネで固定を施し、整形外科にてレントゲンを撮ってもらいました。

 


 

右の画像は別の方の足にはなりますが、正常な内果は自然な丸みを帯びています

左の画像は内果が不自然に尖っています

この尖りは、受傷時に踵骨と衝突を起こし骨折した内果の骨片により

この様に映っております。

 

診断する病院によっては捻挫として見逃されがちなレベルですが、

内果の形の違いから骨折だとわかります。

 

後療としては

 

受傷後:シーネ固定、両松葉杖

受傷3週後:固定をプライトンに変更、軽く荷重OK

受傷4週後:片松葉杖に変更

受傷5週後:荷重痛(-)のため、松葉杖なし、テーピング指導

受傷6週後:テーピングでの運動再開も問題なし

受傷7週以降:運動時サポーター着用を指導

 

以上のように進めました。

受傷の翌週にバランスを崩し、患肢で荷重をしてしまったため、

固定の変更は慎重に行いました。

 

いかがでしたでしょうか?

荷重痛がなかなか抜けなかったことを考えると、

捻挫と骨折の鑑別は非常に重要だなと改めて感じます。

 

お困りの方は、是非ご相談ください!

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2018年

12月

28日

【捻挫と言われたが手首が痛い~舟状骨骨折~】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

こんにちは!

 

今回も外傷の症例紹介です。

ご紹介するのは、『舟状骨』の骨折です。

舟状骨は手と足に存在しますが、今回は手の舟状骨の骨折を紹介しようと思います。

 

この骨折は見逃されやすい上に、場合によっては骨が壊死してしまう骨折です。

今回もまずは骨折の概要をお伝えしていきます。

 

 

舟状骨とは、ちょうど手首の辺りに存在する手根骨の中の1つで、

名前のように舟のような形をしています。

体表からでは、長母指伸筋腱と短母指伸筋腱で構成される

スナフボックスから触ることができます

 

クリニカルマッサージより
クリニカルマッサージより

 

その為、手をついて転倒した際にスナフボックスに痛みがあった場合は

捻挫だけでなく、舟状骨骨折の疑いも視野に治療を進めていく必要があります。

 

レントゲンで見逃してしまい、数週間後に骨折線が出てくることも

非常によくあります。

陳旧性の場合では脱力感や運動制限が出てきてしまいます。

 

この舟状骨骨折ですが、分類として4種類あります。

①結節部骨折

②遠位1/3部骨折

③中央1/3部骨折

④近位1/3部骨折

 

 

この中で、特に気をつけなければいけないのが

中央1/3部、近位1/3部骨折です。

 

舟状骨に栄養を運ぶ栄養血管は、他の血管と違い

遠位から近位に向かって血管が走行する部位があります。

骨折によりその部位の血液供給が阻害されてしまうことで

舟状骨近位1/3部が壊死してしまいます。

 

舟状骨骨折は、特に骨折端に剪断力が加わるためズレやすく

阻血性壊死だけでなく偽関節(骨が癒合しない)になる可能性も高いため

 

場合によっては手術によるボルト固定も必要とします。

保存療法では、最大で12週ほどの固定が必要となります。

 

剪断力
剪断力

 

では、症例のご紹介です。

 

 

6/24

転倒した際左手根部をつき負傷。

 

7/1

整形外科で診てもらうも骨には異常がないということで

手関節の捻挫という診断になりました。

 

7/14

20日程たち痛みが変わらないとのことで当院に来院。

 

症状:

左手舟状骨圧痛(+) ー スナッフボックスに著明な圧痛あり

第1指末梢からの軸圧痛(+)

橈、尺屈にて舟状骨に疼痛(+)

 

症状から舟状骨骨折の疑い、近医で検査。

骨折の疑いはあるからMRIを撮ってみる必要があるとの助言を頂き、患者様

が埼玉県在住でしたので紹介状を書き行きつけの病院でMRIを撮り「舟状骨骨折」の診断となりました。 

 

 

 

よく見てみるとこの赤〇の部分に骨折線が確認できます。

 

固定はシーネとプライトンorアルフェンスで固定しました。

 

前述の通り、埼玉県在住の方でしたので、

後療は当院では行えませんでしたが、

現在は問題なく過ごせているとのことで安心です。

 

 

 

 お困りの方は一度ご相談ください。

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2018年

12月

14日

【症例紹介 第2指PIP関節(第2関節)脱臼骨折】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

こんにちは!

 

前回、足の第5趾MP関節の背側脱臼についてブログを書いていきました。

※詳しくはコチラから

今回も同じように当院に来院された外傷の症例を紹介していきたいと思います。

 

今回ご紹介する症例は手の第2指PIP関節の脱臼骨折です。

まずはPIP関節の紹介からです。

 

PIP関節とは、世間的に言う第2関節の部分になります。

 

 

指の関節は第一関節をDIP関節

そして指の付け根の部分の関節をMP関節と言います。

(母指のみ中節骨がないため、第一関節がIP関節といいます)

 

PIP関節は、屈筋や伸筋の腱の付着の仕方であったり、

PIP関節にしかない掌側板があったりと他の関節に比べ少し特殊です。

 

クリニカルマッサージより
クリニカルマッサージより

 

そんなPIP関節は突指などの外傷の際に様々な損傷を合併する可能性があります。

 

・側副靱帯損傷

・腱損傷

・掌側板損傷

・正中索損傷

・裂離骨折(掌側板や腱の牽引力による)

・ボタン穴変形(掌側脱臼の際、正中索損傷による)

 

特に突指の際の掌側板損傷は見逃されやすいです。

また、PIP関節掌側に皮下出血がある場合は掌側板損傷があるのか、

または掌側板の牽引による裂離骨折があるのか精査が必要です。

 

また、正中索が損傷しきれてしまった場合、側索同士の間に

基節骨頭が挟み込まれるとボタン穴変形を呈し、指がロッキングされてしまいます。

 

ボタン穴変形
ボタン穴変形

 

PIP関節の脱臼は突指による背屈強制での背側脱臼、

側方強制による側方脱臼、指を挟んだことなどによる掌側脱臼があり、

中でも背側脱臼多く発生します。

 

背側脱臼
背側脱臼
側方脱臼
側方脱臼

 

脱臼による合併損傷としては、先ほど挙げたものが考えられます。

 

整復としては、牽引での整復は掌側板の介入や

ボタン穴変形などの2次的損傷のリスクが考えられるため適切ではありません

 

基本的には末梢側の骨を中枢側の骨に押し当て、

掌側板などの組織を押し出すように整復します。

 

固定は2週間ほど行います。

骨折を合併している場合も骨折の状態によりますが2~3週の固定です。

 

 

さて、では症例紹介です。

患者様はソフトボール中に指にボールが当たり受傷されました。

受傷時に明らかな脱臼があったため、ご自身で整復された状態で

アイシングをしながら来院されました。

 

急性のケガのため、自発痛や圧痛は若干あったものの

受傷後にすぐ来院されたこともあり血腫はありませんでした。

 

脱臼があったため、固定を施し整形外科を受診していただきました。

 


 

黄色の部分は脱臼した際に掌側板に引っ張られたことによる

中節骨の裂離骨折です。

欠けてしまっている骨片がよく見えるかと思います。

 

固定としては、アルフェンスを用いて手関節を含む範囲1週

罹患した示指のみのアルフェンス固定1週

テーピングでの固定1週行いました。

 

その後は定により関節の拘縮があったため、

機能回復のためのリハビリを2週間行い、治療を終了しました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

前半はほとんど脱臼の説明でしたが、

骨折を含め、様々なケガを合併するリスクがあります。

 

お困りの方は是非一度、ご相談ください!

 

  

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2018年

12月

06日

【症例紹介 足趾MP関節脱臼】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

こんにちは!

 

以前は少しづつ記事として書くことはありましたが、

改めて外傷についてブログの中でも紹介していきたいと思います。

 

今回は一番直近にあった外傷の『足趾MP関節脱臼』についてご紹介していきます。

 

 

足部には26個(種子骨を含むと28個)の骨があり、

その骨が連結することで構成されます。

 

今回ご紹介するMP関節は、

中足骨という足の甲の骨と、基節骨という足趾の付け根の骨の関節部分です。

 

 

このMP関節ですが、第1趾の底側には種子骨という

小さな骨が2つあることが特徴です。

 

さて、ではここから脱臼についてご紹介していきます。

まずは一般的な病態を説明していきます。

 

MP関節脱臼は、足趾を背屈強制された際に起ることが多く、

特に第1趾に多く起こります

 

背屈強制による脱臼は背側脱臼となり、

中枢側の骨(中足骨)に対して、末梢側の骨(基節骨)が背側に脱臼します。

背側に脱臼した際に、屈筋腱(底側にある足趾を曲げる腱)が

末節骨を引っ張るため、Z字変形という特異な変形を起こします。

 

 

整復ですが、引っ張るだけで整復される場合もありますが

原則として引っ張ってはいけません

特に第1趾については種子骨が関節に介入している可能性があるため

いくら引っ張っても整復がされないことがあります

 

基本的な整復動作としては、末節骨を中節骨に押し当て(赤➡)

圧を加えたまま屈曲(緑➡)していき、同時に末節骨底を押し込みます(青➡)。

 

仮に種子骨の介入があったとしても、関節面同士を押し当てた状態で

屈曲をしていくので種子骨を押し出すことができます。

※場合によっては整復困難な時もあります

 

 

固定は生活レベルにもよりますが、基本は3週間ほど行います。

原則として脱臼を起こした肢位にならないように固定をする必要があるため

アルフェンスなどを用いて足趾が背屈しないように固定をします。

 

 

 

ここまで一般的なMP関節脱臼をご紹介していきましたが、

つい先日に受傷された患者様の症例を報告していきたいと思います。

 

今回の受傷機転としては、柔道中に相手が投げ技に入る際に

右の第5趾を蹴られて受傷しました。

 

症状

・受傷後すぐに来院していただいたため、著明な腫脹はなし

安静時の疼痛

 ⇒脱臼の固有症状の断続的脱臼痛です。

・軽く触れる程度でも圧痛

・健側と比べ、患側のMP関節背側に凸した基節骨底を触れる

他動屈曲に抵抗感を感じ、手を離すと屈曲前の状態に戻った

 脱臼の固有症状の弾発性固定です。

 

以上のことからMP関節の背側脱臼を疑い、整復に移りました。

 

整復時の前と後の写真はありませんが、MP関節背側の凸がなくなり

安静時の痛みもなくなりました

 

脱臼は関節がハマったとはいえ、その周囲の組織の損傷があり

骨組織の損傷も合併している可能性があるため固定をし、

整形外科医院へ送りました。

 

その後、レントゲンの結果は骨損傷は認められませんでしたが、

周辺組織の損傷により患部周囲に皮下出血が認められました。

 

固定はアルフェンスは使用しておりませんが、

第5趾が触れると痛みがあるため、第4指とテーピングで固定し

プライトンで保護しながらの包帯固定でした。

 

 

 

現在(受傷後約2週)は皮下出血が消え、走り回っているとのことで

プライトンは外し、テーピングと包帯のみの固定となっており、通院中です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

あまり重要性の高そうな部位ではありませんが、

脱臼は周りの組織も損傷があるため、

慎重に治療を進めていく必要があります。

 

お困りの方は是非、千住スポーツケア整骨院へ!

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

2018年

11月

17日

【産後の骨盤と矯正】~北千住、草加、越谷、三郷、流山、松戸、柏でお悩みの方は~

 

こんにちは!

 

随分前に、このブログでも書かせていただきましたが、

改めて産後の骨盤についてお話をしていこうと思います。

 

 

まずは、骨盤の基本構造から。

 

骨盤は左右の寛骨(腸骨、恥骨、坐骨が癒合)と

真ん中の仙骨の3つの骨により構成され、

寛骨と仙骨のを繋ぐ関節が仙腸関節寛骨同士を繋ぐ関節が恥骨結合と言います。

 

 

骨盤(特に仙腸関節)は上半身の重さを受け止めるだけでなく、

地面からの反力も受ける関節のため、強固な関節となっています。

しかしその反面、その関節に歪みが起こるとぎっくり腰などの症状だけでなく

仙骨の上に連なっている腰椎が歪み、脊柱に問題を及ぼす可能性が出てきます。

 

さて、では妊娠から産後にかけての骨盤についてです。

女性の身体は、着床後から少しずつ出産に向けての準備が始まります。

大きく変わるのはホルモンバランスです。

その中でもリラキシンというホルモンのバランスが骨盤には大きく関わってきます。

 

リラキシンは妊娠3カ月くらいから妊娠の末期にわたり多く分泌されます。

このリラキシンは、関節やそれを補う靭帯を緩める作用があり

出産時の産道を開かせるために必要なホルモンになります。

 

では、リラキシンは腰痛とどのように関係してくるのでしょうか?

 

先程も述べましたが、仙腸関節は体重を支える大切な部分の関節です。

この関節の安定性が低下してしまうと、

骨盤は身体を支えることができなくなってしまいます。

その為、仙腸関節の安定性が低下すると

仙腸関節をまたいでいる筋(特に多裂筋)が防御的に収縮し、

仙腸関節を安定させようとします。

本来の筋活動量以上の活動が必要となってくるため

筋疲労が腰痛の原因になってしまいます。

 

また、産後の骨盤は通常の仙腸関節性の腰痛とは少し違いがあります。

それは歪み方です。

通常の仙腸関節性の歪みや不安定性は、

主に大腿部の外側の緊張から起こるものが多いです。

 

例えば駅で電車を待っているとき。

どちらかの脚に体重を乗せて立つことが多いかと思います。

もちろん片方だけでは疲れてしまうので交互に体重は掛けますが、

普段のクセとして体重を掛けやすい方、掛けにくい方があります。

 

このクセによって負担がかかっている方の脚の大腿外側は

反対側と比べ働く時間が長いため、左右差が出てきてしまいます

 

 

上の図で説明すると、大腿の外側が緊張することで

赤の矢印の方向にストレスがかかり、黄色の矢印のように寛骨が動きます。

その結果、仙腸関節の上部である青○が開き不安定性を生んでしまいます。

 

 

 

また、体重がかかることが多い方の寛骨は後傾少ない方は寛骨が前傾します。

後傾側は関節周囲の靭帯が緊張するため締まりの位置(close-packed-position)、

前傾側は逆に靭帯が緩むため緩みの位置(loose-packed-position)となり

ここでも歪みによる左右差が生じます。

 

 

では、次に産後の骨盤の歪み方です。

産後の骨盤は出産時に産道を開かせるために、骨盤の関節が全体的に緩みますが、

特に骨盤の下部が開きます

合わせて、骨盤の下部にあり安定をさせるための骨盤底筋も

緩んだ状態になるため、下の図のように一般的な歪みとは違った歪み方をします。

 

 

 

上の図では前述の通り、産道確保のため黄色の矢印のように

骨盤の下部が開きます。

その為、仙腸関節や恥骨結合が全体的に緩みますが、

特に青○の仙腸関節下部が開き不安定になります。

 

ここまで、産後の腰痛と骨盤の歪みについてお話してきましたが、

大きな理由として、もう一つあります。

 

それは、妊娠中の姿勢に関係があります。

妊娠中のお腹は胎児や羊水など合わせて最大で約5kgもあります。

 

例え方が違うかもしれませんが、

皆さんが約5kgのウエストポーチをつけて生活した場合はどうなるでしょう。

間違いなく重さに引っ張られ腰が反ってしまいます

 

妊婦さんは出産まで、その重さがお腹にかかり続けるため

元々前弯している腰の骨(腰椎)に

更に前弯させるストレスがかかり続け、痛みとして出てきます

 

 

では、産後の骨盤を整えるためにはどうすれば良いのでしょうか。

 

非常に重要な事として「整える」、そして「筋の再学習」です。

 

まず、1つ目に重要なのは「整える」ことです。・

骨盤がホルモンの関係で緩くなってしまうこともありますが、

少なからず筋のアンバランスによる歪みでの痛みもあります。

まずは、そのアンバランスを解消することで骨盤を不安定にする因子を

取り除いていく必要があります。

 

また、先に整えることにも理由があります。

産後の腰痛に対してのリハビリで『骨盤底筋群を鍛える』というのを

よく耳にしますが、この骨盤底筋は下の画像のように付着します。

 

 

整える上で重要なポイントは『仙骨』です。

仙骨は骨盤の歪みや、お尻の大きな筋肉である大殿筋の

筋活動の左右差により右や左に傾いたりします

 

その状態で骨盤底筋群を鍛えると

しっかりと筋収縮が出る側と、引き伸ばされて筋収縮が満足にできない側に

別れてしまいます

 

筋肉は縮みすぎても伸ばされていても本来の筋力を発揮できないため、

結果として、鍛えていても不安定性を助長してしまいます。

 

その為、まずは寛骨の左右差だけでなく骨盤全体をしっかりと整えた上で

骨盤底筋を鍛えることが、産後の腰痛改善の近道です。

 

また、赤ちゃんを抱っこする姿勢は胸郭の歪みを生んでしまい

首や肩の痛みに繋がる可能性もあるため、胸郭のケアもしっかりと行いたいです。

 

 

当院では、新たに産後の骨盤矯正のメニューを作りました。

 

施術のベースとしては、筋膜の癒着剥がしで骨盤を整え

身体に負担のかかりにくい状態にします。

 

その上でさらに「リアラインコア」や「ひめトレ」といったツールを用います。

 

 

この3つを組み合わせることで、

骨盤が整った状態を維持しながら筋肉の再教育を行い

産後でも負担のない身体を目指していきます

 

こちらのメニューは13時~16時までの時間限定、

45分程度の施術を5回の回数券でのメニューとなり、

料金は29250円(税別)となります。

 

バウンサーやおもちゃなどもご利用いただけるため、

お子様もご一緒に来院できます。

 

ご興味のある方、質問等ある方は

お気軽にお問い合わせください。

 

 

「施術の前後で体の変化が体感できる」

北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院

 

☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)

 

北千住の方だけではなく

草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など

 

北千住を経由されている方には便利な21時30分まで受け付けをしております。

 

千住スポーツケア整骨院/お問合せは03-5284-8081まで。夜9時まで診療。お仕事帰り部活動後にも便利。木・日・祝定休(月末第5週目は休診となることがあります)/北千住駅西口より徒歩3分/駅近/スポーツケア/整骨院/柔道整復/スポーツケア整体/メディカルトレーニング/リアラインコア/加圧リハビリ/加圧トレーニング/コアトレーニング/スポーツテーピング/姿勢改善/スポーツ障害/スポーツ外傷/ケガ予防/早期回復/故障しにくいからだづくり を行っております。
スポーツ障害・スポーツ外傷に強い!根本改善し故障しにくいからだへ。からだをプラスへ転じよう!!

 

保険診療のご予約

直接お電話ください

03 - 5284 - 8081

なお、保険外診療(整体、運動療法他)ご希望の方もお電話でも受け付けております。

その他ご相談も受け付けておりますのでお気軽にお電話ください。

 

当院掲載の口コミサイト

北千住で選ばれ続けている整骨院【千住スポーツケア整骨院】創業10年。お問合せは03-5284-8081まで。22時まで診療。土曜日も19時まで診療。お仕事帰り部活動後にも便利。日定休/北千住駅西口より徒歩3分/駅近/スポーツケア/整骨院/柔道整復/スポーツケア整体/メディカルトレーニング/リアラインコア/加圧リハビリ/加圧トレーニング/コアトレーニング/スポーツテーピング/姿勢改善/スポーツ障害/スポーツ外傷/ケガ予防/早期回復/故障しにくいからだづくり を行っております。

Facebook

 

当院併設の運動施設

R&Fカラダプラス 加圧トレーニング&コアトレーニング専門施設 足立区北千住駅より徒歩2分
パーソナルトレーニング専門施設

R&Fカラダプラスの ご利用者様からの声

当院の施術方法 

 今月のピックアップ

  リアライン・コア 

  トレーニング

北千住で選ばれ続けている整骨院 【千住スポーツケア整骨院】千住スポーツケア整骨院/お問合せは03-5284-8081まで。22時まで診療。土曜日も19時まで診療。お仕事帰り部活動後にも便利。日定休/北千住駅西口より徒歩3分/駅近/スポーツケア/整骨院/柔道整復/スポーツケア整体/メディカルトレーニング/リアラインコア/加圧リハビリ/加圧トレーニング/コアトレーニング/スポーツテーピング/姿勢改善/スポーツ障害/スポーツ外傷/ケガ予防/早期回復/故障しにくいからだづくり を行っております。

関節の歪みを早期に矯正することを基盤とした新しい治療法です。

詳しくはコチラ