胸郭と脊柱~その2~

 

こんにちは!

千住スポーツケア整骨院です。

 

前回は胸郭の解剖やどのように動くのが理想かをお話ししていきました。

 

今回はそんな理想の動きを阻害してしまう因子を紹介していきます。

 

まずは上位胸郭について。

上位胸郭は前回もお話ししたように、ハンドルポンプ運動という運動で

主に前後に胸郭を拡張する仕組みを持っています。

 

そのハンドルポンプ運動を阻害してしまう因子がいくつか考えられます。

 

 

 一つ目に考えられるのが『筋肉の緊張』です。

ここで挙げられる代表的な筋肉は

 


 

左から大胸筋、小胸筋、広背筋の3つです。

 

大胸筋と小胸筋は胸部に、広背筋は背部にある筋になります。

この3つの筋肉が持続的に収縮した際に起こることの

共通点としては、『肩を前側に引っ張る』ということです。

肩が前側に引っ張られた姿勢というのが、皆さんご存知の『猫背』になります。

 

また、この3つの筋肉が肩を前方に引っ張った結果として、

肩甲骨の位置が外側に引っ張られてしまいます。

通常、肩甲骨は脊柱から指3本分(7.5cm)と言われていますが、

すごい人だと手のひらが1枚入ってしまいます。

ハンドルポンプ運動を取り戻すには

胸部の筋の緊張を除去することもそうですが、

肩甲骨を内側へ引っ張る筋(菱形筋、僧帽筋中部、下部)の

エクササイズも重要です。

 

 

二つ目に考えられるのが『皮膚と皮下組織との癒着』です。

この癒着が残っていれば、たとえ筋肉を緩ませたとしても

皮膚とのくっつき合いにより元に戻りやすくなってしまいます。

特に鎖骨の上の皮膚がポイントになってきます。

 

 

次に下位胸郭のバケツ柄運動の阻害因子について説明していきます。

バケツ柄運動は、胸郭を左右に広げる運動でした。

それを阻害する大きな原因としては、実は上位胸郭と一緒で『筋の緊張』と

『皮膚と皮下組織の癒着』ですが原因の筋肉や

皮膚の癒着する部位が変わってきます。

 

まずは筋肉の緊張です。

下位胸郭の場合は外腹斜筋の過緊張が関わってきます。

 

 

この腹部の側面にある筋肉が外腹斜筋です。

この外腹斜筋が過緊張することで、胸郭の下制(下に引っ張られる)で

横径の拡張が阻害されてしまいます。

また、常に右側から後ろを振り向くなど

普段のクセで片側が強く働きすぎると

胸郭の高さに左右差が出てきます。

この左右差は肋骨の歪みだけでなく、後ろで関節している

脊柱の歪みにも繋がっていき、体幹の伸展の際に腰椎に負担がかかります。

 

次に皮膚との癒着です。

主に癒着が起こる部位は肋骨の下縁と腹直筋の外側縁です。

 

 

この黄色の線の部分の皮膚を剥がしていくことで

筋肉に滑走性が生まれ肋骨の運動を阻害しにくくなります。

 

パフォーマンスアップや腰痛予防のためにも

しなやかな胸郭を取り戻しましょう!

 

次回はセルフエクササイズについてお伝えします。

 

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